Step.0

発声練習を始める前に発声練習とはどんなことをするのか、
何をすればどう作用するのか。
そういったことから始めていきたいとおもいます。

まず発声とは文字通り声を発することを指します。
歌を歌う時、台詞を言う時、出来ればまっすぐに通る声で綺麗に言葉を発せたらいいですよね。
けれど、どうしても声が通らない。
大きな声を出すと喉が痛くなる。
ずっと歌っていると段々と喉が枯れてくる。
そんな人はきちんと発声が出来ていないかもしれません。
きちんと発声をするために行うのが発声練習です。

発声練習というとドラマや漫画等で、

"あ・え・い・う・え・お・あ・お"とか、
"あめんぼあかいなあいうえお"とか、

そんな事を言っているのをよく見かけます。
実際に発声練習というとその印象を持っている人が私の周りにも多くいます。
確かにそれも発声の一種ではあります。
しかしただそれを真似しただけでは正しい発声練習にはなりません。
それでは実際に発声練習とはどんなことをしていけばいいのでしょうか?


このサイトでの発声練習

このサイトでの発声練習では主に呼吸、発声(声出し)、滑舌の3つから成り立ちます。
全てを終えると声を出すのに適した状態になります。
発声とは言わば運動会前の準備体操です。

まず声を出す前に呼吸を整えます。
いきなり声を出すことは喉に大きな負担を与えます。
呼吸を整えることによってよりスムーズに空気が身体の中に入り、
声量の調整(強弱)などが上手くできるようになります。
簡単なストレッチを行ったり首周りをほぐすとより効果的です。

呼吸を整えたら声を出していきます。
直ぐに"あー"と出していくのではなく、徐々に出すことが大切です。
この時、意識してお腹から声を出すことで前に通る声が出るようになります。

最後に滑舌です。
滑舌はよく発声が出来ていないからと思われがちですが実は別物です。
発声が出来ていても滑舌が悪い人もいます。
発声は声を前に出すことを目的としますが、
滑舌は発音や舌が回るようにする事を目的とします。
早口言葉や外郎売り、また前述の、
"あめんぼあかいなあいうえお"も滑舌の練習です。
滑舌は良いか悪いか大きく個人差があるので、
一度滑舌練習をしてみて出来るか出来ないか試してみるのがいいと思います。

発声練習では前の段階でやった事を次に意識して取り入れながら行うことにより、
徐々に声の出し方を整え、喉を慣らしていきます。
発声では呼吸を意識して、滑舌では呼吸と発声の両方を意識して行うことが大切です。

発声練習の基本は以上です。
それでは実際に発声練習に入っていきます。
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